オフィスに飾り棚
大倉さんの場合
オフィスへ続く玄関からのアプローチに「何かいい感じ」の飾り棚を考案してほしいと可ナル舎を訪ねてくださった大倉さん。「何かいい感じ」というキーワードを頼りに目に止めたのは抽出しがいっぱいの収納箪笥。その構成を生かしてイメージを拡げていきました。

20杯の抽出しが並ぶ大正期の整理箪笥。
その構成を利用して、シンメトリーなつくりの飾り棚を考案しました 。
残す抽出しは4つ。下段となる部分には格子状の障子戸をスライドさせ、
フットライトのように灯る電傘を両脇に設置 。

「飾る」スペースと「しまう」スペースの両立をテーマに、
家具の趣きは残しつつ「野暮ったくない」仕上がりを目指します 。


完成しました。
天板にのせるのは飾り棚の上のミニ飾り棚。
アレンジを楽しめる設定です。
無垢材の木組み構造ゆえに可能な
リメイクでした。
電話台小箪笥
岩浦さんの場合
家具を決める大きな要素「サイズ」。
それはゆずれない絶対条件の場合が多々あります。幅、高さ、奥行き・・・
ぴったりくるものってなかなか売ってないものです。
岩浦さんの電話台もゆずれないサイズから生まれたものです 。

装身具や小間物を収めた小箪笥は、現代でも何かと使い勝手の良い家具。
電話帳などをのせる棚も古材から選び、鉄脚と組み合わせました。


「電話台小箪笥」としてリメイク完成です。
いずれ小箪笥と分けて使い、鉄脚の方は小さなテーブルに
リアレンジすることも考えられそうです。
飾りたくなる棚
I.Hさんの場合
「シンプルで自然な棚」を創るために選んだのは味の良い一枚板。
着物の裁断に使われてきた「裁ち板(たちいた)」と呼ぶ作業机の天板です。
流水のような木目を生かすよう、構成はシンプルなものにしました。

「竹の子木(たけのこもく)」と呼ぶ木目がきれいに浮かんだ板。
どういう木取りで棚板を構成するかを考えます。

鉄のステイと台形型の木足との組み合わせ。

「何かを飾りたくなる棚」。
物と語らいながら、飾るという楽しみをふくらませてくれそうです。
好みの鏡を作る
その1.田平さんの場合
派手すぎたり、そっけなかったり。
なかなか好みの鏡を見つけるって難しくありませんか?
平滑で冷たい印象の鏡に、ぬくもりや表情を感じる木枠をつける。
それだけのことですが、それだけでかなり素敵です 。

ご友人の新築祝いに鏡を探されていた田平さん。
サイズはいいんですが、どうも枠がつまらない・・・。

面白い板だなコレ・・・」。「創りましょうか、コレで」。
ということで、

どっしり存在感のある鏡にリメイクしました。
見えない所ですが、鏡の裏の鎖も雰囲気を合わせて古く味のあるものを 。
その2.Iさんの場合

美容室のメインとなる大きな鏡。
既製のものは非常に高額で選べる数も少ないものです。
サイズから決定し、鏡だけを発注して板選びを楽しみました。
アンティークを取り入れた店内の雰囲気を引き立てる
シンボリックな鏡として完成 。

骨董市で購入した蔵戸をテーブルに
ベンダーさんの場合
蔵からはずされ、長く雨風にさらされていたような蔵戸。
その風合いの良さに魅かれて購入されたベンダーさん。お引越を機に、ダイニングテーブルとしてのリメイクを考え、可ナル舎に相談を持ちかけてくださいました。

風合いは残して汚れを落とす。傷みを補強してオリジナルを生かす。
古いもののリメイクは、その良さを最大限に引き出すことから始まります。

ラフスケッチ。
金具と呼応するように、
一度錆びさせて
鉄に味を持たせます。

テーブルトップは強化ガラス。菱形のゴムグリップも装飾に加えて完成。
ベンダーさんだけのテーブル、そして楽しく話しの輪が広がるテーブルです。

江戸期帳場箪笥を最新薄型TV台に
D.Hさんの場合
「薄型テレビが乗って、高さが丁度よくて、DVDなんかがしまえて、インテリアとして感じのいいTV台で・・・」のお客様が多く、可ナル舎は喜んでおります。お見せしたい家具がたくさんあるんです。

以前から和骨董をモダンに取り入れたライフスタイルのD.Hさん。
目をつけたのは桐葉文をあしらった帳場箪笥。

小抽出しの構成。
配線のために背板をはずして

完成「江戸期帳場箪笥TV台」。
箪笥自身、新たなスタートに身をひきしめております。

TVをつけていなくても、みんなの視線が集まる一角となりそうです。
※外したパーツは保管し、いずれオリジナルの形状にも戻せます。
家具のリメイク、修理 実例紹介
可ナル舎では「古いものを生かす」という視点にたって、様々な形でのリメイクを行っております。
「古いものから生まれた新たしいもの」。そのいくつかをご紹介します。

